会長挨拶

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第37回日本産婦人科感染症学会学術集会 会長

第37回日本産婦人科感染症学会学術集会
会長 笹川 寿之

(金沢医科大学 産科婦人科学・生殖周産期医学)

 日本産婦人科感染症学会の会員並びに関係者の皆様、今回の学会開催にあたり,一言、ご挨拶申し上げます。

 この度、5月22日(土)〜23日(日)へ延期をさせていただきました本学術集会開催にあたり、昨今の状況を踏まえ慎重に検討しました結果、今回はWeb開催とさせて頂く事を決定いたしました。準備に関しまして会員ならびに関係者の皆様のご協力とご支援に心から感謝いたします。

 産婦人科領域における劇症型A群溶連菌感染などの重篤な急性期感染症の早期診断と管理は重要な課題であり、院内感染の問題も妊婦には重要です。一方、婦人科領域の性感染症、HIV、梅毒、HPV、クラミジア、単純ヘルペスなどでは、感染の持続化や慢性化が疾病の発生に重要です。胎児に影響を及ぼす母子感染でさえ慢性炎症が胎児の器官形成に影響及ぼすと考えられます。そこで、今回の学術集会のテーマを「産婦人科感染症を再考する」としました。

 金沢医科大学感染症科の飯沼由嗣先生に「産婦人科領域感染症における抗生物質の使い方」についての特別講演をお願いしています。教育講演では「母子感染としてのサイトメガロウイルス感染」に関して神戸大学、山田秀人先生にお話しいただき、さらに今話題となっている「膣内の細菌叢(マイクロソフトロバイオータ)と免疫」のお話を、日本大学、早川智先生にお願いしています。その他、「産道感染と早産」や「HPV検査による子宮頸がん検診」「性感染症」についての話題も用意する予定です。新しい試みとして各分野のエキスパートの先生方に診断や治療についてのミニ教育講演を一般演題の前に入れるようにしました。

 多数のご参加をいただきますようお願い申し上げます。