※お弁当なしでも1,000円で参加できます。
※14日のみ芝寿しのお弁当販売を行います。
10月14日(月・祝)10:00〜14:00
リレートーク登壇者決定しました!!
以下の3名の方々に、あの時、そして今、これから・・・を語っていただきます。
ぜひ、ご参加ください。
①能登町出身看護学生 桜井菜摘様
桜井さんは、帰省しているときに被災しました。その直後、どのように住民は助け合い、過ごしたか、若者の目線で語ってもらいます。
②輪島市在住の訪問看護師(訪問看護ステーション「みなぎ」、みんなの保健室わじま) 中村悦子様
中村さんは、自らも被災者でありながら、被災直後から地域住民・高齢者のために奮闘してご活躍を続けておられます。
③支援看護師(DC-CAT:Disaster Community-Care Assistance Team) 浅岡裕子様
浅岡さんは、いち早く被災地支援に入られたDC-CATのメンバーとして、現在も継続的に支援を続けておられます。
日時:令和6年10月14日(月・祝)12時10分~13時00分
場所:A会場(1F 大ホール)
概要:本イベントは能登地震へのチャリティを目的とし、本学術集会事務局からご依頼する能登地域在住の方、支援者の皆様に様々な立場から、能登の人々と暮らしに寄り添う日々のお話をしていただきます。
寄付について:弁当付き有料企画にて、収益につきましては、能登半島地震に係る災害義援金(寄付金)として全額寄付いたします。
参加費:2,000円(お弁当代込み)
申し込み:事前申し込み制
事前申込締切:9月15日(日)
・参加登録サイトからお申し込みください。
参加登録後に本イベントのみの追加申し込みはできませんので予めご容赦ください。
・当日参加も若干数を準備する予定ですが、事前のお申し込みを頂くと確実です。
参加登録はこちら島薗 進
東京大学名誉教授
祖父も父も高名な医師であり、東京大学理科三類に入学しながらも医学部ではなく、文学部に進学され、日本を代表する宗教学者となられた島薗進先生。東京大学教授時代は宗教学をベースにしながら、日本における死生学のプロジェクトの構築者として死生観や生命倫理の問題、いのちに関わる問題に深く、そして実践的に関わってこられました。東京大学最終講義(2013年)は「死生観と宗教」でした。
その後、上智大学グリーフケア研究所所長を9年間務め、現在は同客員書院、また、大正大学客員教授、龍谷大学客員教授です。ご著書に『日本人の死生観を読む』、『ともに悲嘆を生きる』、『死生観を問う』などがあり、2023年度には「新宗教、国家と宗教、グリーフケア研究への貢献」によって朝日賞を受賞しておられます。
今回の講演テーマ「日本人の死生観とグリーフケア」はこれまでの宗教学、死生学のご研究と活動が集約されたものになりそうで、こうご期待です。
浅見 洋
石川県西田幾多郎記念哲学館館長
鉱石収集が好きで入学した秋田大学鉱山学部在学中に環境問題、死の問題を考えるために文転、教育学部で倫理学、金沢大学大学院で近世ドイツ哲学、ミュンヘン大学で神学を学ぶ。2000年に論文「西田幾多郎とキリスト教の対話」で筑波大学より博士号取得。同年石川県立看護大学教授就任。「死生観とケア研究会」を立ち上げ、死生観とケアニーズ、ドイツ語圏のホスピス、ゼールゾルゲの研究、紹介などを行う。
2016年西田幾多郎記念哲学館館長就任。同年10月に日本エンドオブライフケア学会設立総会で記念講演「日本人の死生観とエンドオブライフケア」。以降、西田哲学の資料研究と「エンドオブライフケアの哲学」に関する研究に取り組む。『西田幾多郎全集 別巻』の編集代表者、学会監修の新刊『エンドオブライフケア学 “自分らしく生きる”哲学』の編集者の一人。第75回北國文化賞受賞。
EOLケアの出発点であり、基盤である「悲しみに寄り添う」ことについて語る。
岡田 圭
前ニューヨーク訪問看護サービス・ホスピス緩和ケア・終末期スピリチュアルケア・プログラム・マネージャー
コロンビア大学「死に関するセミナー」準会員
ニューヨーク生まれ、金沢市育ち。大学卒業後渡米、美大を卒業後、ダンサーたちとの舞台芸術創作を経、神学校で臨床チャップレンの仕事を知る。専門チャプレン協会の全米認定資格を取得。チャップレンとして「エイズの子供たちのためのプログラム」クリニックやホームレス療養施設の勤務を経て、2021年末までニューヨーク訪問看護サービス・ホスピス緩和ケア勤務。今秋9月に著書「いのちに驚く対話」を医学書院から刊行。
死を迎えようとする人が命の旅路をよく締めくくり、残される人たちの心にも貴重な体験が残るように、どのような支援が求められるのでしょうか?人が共に生きることの意味を、死を意識して問う彼らの問いかけに、日頃私たちが気づいていない命の価値について考え直してみませんか。米国の在宅ホスピス緩和ケアの全人的な支援を実践してこられた岡田先生が、「人を活かす対話」について熱く語ってくださいます。
※今秋9月24日に著書「いのちに驚く対話」を医学書院から刊行
北村 立
石川こころの病院 院長
1987年自治医科大学卒。能登北部のへき地診療所の勤務を経て、1992年より石川県立高松病院(2021年より「石川こころの病院」)に勤務され、2013年より病院長。「精神医療・こころのケアに真摯に取り組むと共に、皆様のこころの健康を支える確かな拠り所であり続けること」(「こころの病院」HPより)を目標に歩んでこられた北村先生。豊かな学識と診療経験に基づき、地域の人々のこころの健康に寄り添った来られた先生が「エンドオブライフケアの視点に立った認知症診療」について力強く語ってくださいます。
「石川県こころの病院」は石川県内唯一の災害拠点精神科病院であり、本年1月1日の能登半島地震では入院患者の受け入れとともに、4月までに災害派遣精神医療チームを延べ13隊派遣し、被災地の精神医療が滞らないよう北村院長ご自身が先頭に立って、陣頭指揮を執ってこられました。
薬袋 淳子
岐阜医療科学大学看護学部
来年度の第8回学術集会は2025年9月13日(土)~14日(日)「つなぐ ささえる エンドオブライフケア -自己実現のための地域コミュニティ-」と題して、岐阜市民会館、およびみんなの森メディアコスモスを会場に開催されます。
次期学術集会長の薬袋(みない)淳子先生は在宅看護がご専門で、現岐阜医療大学看護学部長。柔らかい雰囲気で綺麗な声で話される先生ですが、地域の人々が安心して生活できる社会作りを目指した研究活動をアクティブに展開しておられ、代表をつとめられる「なないろルーム」が昨年のトーカイ賞を受賞されました。
武田信玄が薬袋(やくたい)を落として届けた際「中身を見たか」と問うたところ、見ていない(みない)と言ったことからつけられたという、由緒正しき名前をもつ先生から、どんな薬効をもった話が語られるか。楽しみです。
西平 直
上智大学グリーフケア研究所
甲府市生まれ。信州大学人文学部卒業後、東京都立大学、東京大学の大学院でドイツ哲学と教育哲学を学び、心理学者・思想家エリック・エリクソンの研究で教育学博士。立教大学文学部、東京大学教育学研究科を経て、2007年から2022年まで、京都大学教育学研究科教授。現在は上智大学グリーフケア研究所教授、京都大学名誉教授。
専門は教育人間学、死生学、哲学。ライフサイクル(人の一生)をめぐる思想に関心を持ち、宗教心理学・東洋哲学・スピリチュアリティなどを研究。近年は稽古・修養・養生など日本の伝統思想や、西田幾多郎、井筒俊彦など日本哲学にも関心を持つ。『ケアの根源を求めて』(2017)、『無心のケア』(2020)などの編著・共著もある。
やわらかで丁寧な語り口の西平先生から、「答えのない問い」を温めながら日々臨床の場に立つケアラーたちに、どのようなメッセージが届けられるでしょうか。
竹之内 裕文
静岡大学未来社会デザイン機構 農学部
東北大学理学部数学科在学中にお父さまと死別、死とどう向き合うかと苦悩しながら歩まれた。卒業後、文学部哲学科に学士編入学、大学院に進み、ハイデガー哲学と宗教現象学の研究で博士号取得。
タナトロジー研究会の立ち上げに関わり、死生学研究に着手、同時に死生を土地や自然との関連で考察し始める。現職は静岡大学未来社会デザイン機構副機構長・農学部教授。
スウェーデンでの体験を機に静岡で哲学カフェ、死生学カフェ、政治カフェ、哲学対話塾を創設。終期末の諸課題をめぐる国際共同研究、まちづくりアドバイザーなど、ともかく多才。第14回医学哲学・倫理学会賞および第8回ハイデガー・フォーラム渡邉二郎賞受賞。
共監訳のA・ケレハー『コンパッション都市――公衆衛生と終末期ケアの融合』は、将来のコミュニティづくりに示唆を与える啓蒙の書として評価の高い一冊。パッショネートな竹之内先生の語りから、新たな対話が生まれるかも。
佐藤 伸彦
医療法人社団ナラティブホーム
ひとそれぞれに人生があります。そして、そのものがたりは 多種多様です。だからこそ、「病気をみる専門家」である前に、「病気をもった人と関わる」ということを、わたしたちは、大事にしていきたいと考えています。(ナラティブホームHPより)
東京生まれ。富山大学薬学部、同大学医学部卒業。1990年同大学和漢診療学教室の研修医を皮切りに、いくつかの病院で内科医として高齢者医療に関わる。市立砺波総合病院地域総合診療科部長、外来診療部内科部長を経て、ナラティブホーム構想の提唱者として、さまざまな方面からの支援受け、医療法人社団ナラティブホームを2009年4月に、翌年4月1日に「ものがたり診療所」を砺波市にオープン。
ナラティブという言葉はいまや医療界では定着しつつある。しかし、それは臨床においてどのような形をとり、実践されるのだろうか。ナラティブホームの創設者であり、ナラティブケアの実践者・佐藤先生の生の語りを聞こう。
佐久間 庸和(一条 真也)
株式会社サンレー代表取締役社長
福岡県生まれ、早稲田大学政経学部卒業。現在、冠婚葬祭会社サンレー代表取締役社長。一条真也のペンネームで多数の著書を上梓しておられる。
(株)サンレーHPは佐久間社長の次のような挨拶から始まる。
私たちサンレーでは結婚式やお葬式のお手伝いだけでなく、ホテル事業、高齢者介護事業、高齢者の孤独死を防止する「隣人祭り」の開催、非婚問題を解決するための「実践・婚活塾」の開催、「月あかりの会」によるグリーフケア・サポートの推進など、「縁」を大切にしたハートフル・ソサエティの実現を目指し、さまざまな事業に取り組んでおります。
「ハートフル・ソサエティ(心ゆたかな社会)の実現」を目ざす取り組みの一つに「グリーフケア・サポートの実践」がある。客員教授を務めた上智大学グリーフケア研究所の協力を得て、全日本冠婚葬祭互助協会が2021年に創設された「グリーフケア資格認定制度」とはどのようなものか。創設者の言葉に耳を傾けたい。
市川 秀和
福井工業大学建築土木工学科
石川県七尾市出身。国立石川高専建築科、豊橋技術科学大学建設工学科を卒業後、福井大学大学院へ進学。ドイツ研究滞在を経て、福井大学大学院工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)取得。現在、福井工業大学建築土木工学科教授。2023年度日本建築学会賞。
研究分野は、世界最古のウィトルウィウス建築書とドイツ建築思潮史に始まり、京都学派の哲学と建築論の関わりへ進展し、人間の生きることに建築空間が果たす役割を解き明かしたいと考えるようになり、能登の住まい・集落調査や高齢者の施設環境などを現地調査してきました。
「家族が家族であるために必要な住まいを考えるためには、ひとへの思いやりを大切にするとともに、自分自身を深く見つめることが基本でなければなりません」と建築の学び始めた若者に語りかけられる市川先生が、本学会でどのような「エンドオブライフの暮らしを支える住まい」のデザインを描いて下さるのか、興味津々です。
吉葉 恭行
岡山大学大学院
ヘルスシステム統合科学
研究科
小野 真由美
立命館大学文学部
本村 昌文
岡山大学大学院
ヘルスシステム統合科学
研究科
本教育シンポジウムは科学研究費補助金 基盤研究(A)「日本社会の「老い」をめぐる分野横断的研究-「迷惑」と「ジリツ」の観点から」(研究代表者:本村昌文)の成果報告である。
本研究プロジェクトは、①超高齢社会を迎えた現代日本において「老い」を考える際に、広範に見られる「迷惑」をかけたくないという意識に焦点を当て、日本における「老い」の捉え方の特質を解明し、②人々が漠然と抱く「老い」に関わる「迷惑」意識を概念化し、超高齢社会を生きる人々を支える価値観の創出を目指している。それらはエンドオブライフケアに関わる者にとっては聞き逃せない論点である。
・吉葉恭行「現代の高齢者の〈迷惑〉意識」
・小野真由美「老いの現場からみる〈迷惑〉意識:3つのフィ-ルドをめぐって」
・本村昌文「老い・看取り・死をめぐる〈迷惑〉意識の歴史的考察」
(座長)本村 昌文
西村 詠子
特定NPO法人がんと
むきあう会
牧野 智恵
がんサロン「ロゴス」
山田 圭輔
金沢大学付属病院
緩和ケアセンター
金沢の街中のがん患者と家族のいばしょ「元ちゃんハウス」で日々対話やサポートをしている西村詠子先生、石川県立看護大学で多くのがん看護専門看護師(OCNS)を育てられた後、福井市内でがんサロン「ロゴス」を開設し、院外でがん患者やその家族の語る場を提供している牧野智恵先生、金沢がん哲学外来を開設し、がん患者さんおよび家族の心の苦痛を軽減することを目的に活動してこられた山田圭輔先生が、それぞれの実践を基にお話しをしてくださいます。がん体験者や医療従事者が何に悩み、どの様にがんと向き合っているのか、また地域でどのような支援ができるのかについて、参加者とともに考える機会となればと思っております。こうご期待!
・西村詠子:街中のがん患者たちの居場所~少しのお節介と程よいつながり~
・牧野智恵:院外で開催されるがんサロンの役割とその意味
・山田圭輔:金沢大学医学生と「生と死」を考える実習から向き合い方を考える
(座長)加藤 亜妃子(金城学院大学看護学部)
卜部 健
白山石川医療企業団
仲井 培雄
芳珠記念病院
野口 晃
インクル
サードベース診療所
地域住民が安心して暮らせる“まちづくり”を推進する企業団のリーダー・卜部健先生、中核病院であり、ケアミックス型病院の理事長として地域医療に意欲的に取り組んでおられる仲井培雄先生、住み慣れた地域で「生きるを 支える」を合言葉に在宅医療に取り組まれる野口晃先生が「医療と暮らしを繋ぐエンドオブライフケア」について、豊富な医療実践に基づいて語りあってくださいます。地域における医療連携のエンドオブライフケアの在り方とその課題について一緒に考える機会にしましょう。
・卜部健「エンドオブライフケアにおける地域中核医療機関としての役割を考える」
・仲井培雄「病院から在宅へ 地域包括ケア病院の取組み」
・野口晃「在宅におけるエンドオブライフケア」
(座長)長江 弘子先生(亀田医療大学/日本エンドオブライフケア学会理事長)
榊原 千秋
ホームホスピスこまつ
中村 順子
ホームホスピス秋田
松本 京子
神戸なごみの家
「私たちは住み慣れた地域の中にあるもう一つの〈家〉にケアを必要とする人々が暮らし、ホスピスケアのチームが入ってサポートする仕組みを〈ホームホスピス〉と呼んでいます。」(「全国ホームホスピス協会」HPより)
2022年に小松市で北陸はじめてのホームホスピスを立ち上げた榊原千秋さん、ふるさと秋田で2015年からはじめ現在2軒のホームホスピス「くららの家」を運営する中村順子さん、2009年に港の町神戸市でホームホスピス「神戸なごみの家」を開設した松本京子さん。
優しく、明るい笑顔もち、それぞれの地域で「最後まで安心して暮らすことができるホーム(いえ、住み慣れた町、もてなしの場)」を目ざして挑戦する3人のホームホスピス理事長の語り合いから「地域で生きるエンドオブライフケア」の現在を見つめてみませんか。
(座長)久米 真代(福井県立大学福祉学部)
島野 麻里子
医療法人社団浅ノ川
心臓血管センター
金沢循環器病院
小泉 明代
かほく市社会福祉協議会
中央居宅介護支援事業所
山越 亜由美
石川県医療在宅ケア事業団
心臓血管センター金沢循環器病院地相談室長の島野先生(医療ソーシャルワーカー)、かほく市社会福祉協議会居宅介護支援事業所管理者の小泉先生(ケアマネジャー)、石川県医療在宅ケア事業団管理部長(訪問看護師)の山越亜由美先生。“療養者と地域の医療福祉資源を繋ぐ”ために、日々献身的に人々のいのちと暮らしに向き合い、その人らしい生き方を守り支えておられる3人によるシンポジウムです。
実践現場では、対象者の思いを尊重し、住み慣れた地域で生活を営むことができるよう、医療や介護、インフォーマル資源を繋ぎ、包括的な支援体制を整えて支援を行っています。
患者・家族・医療者が話し合いを重ねながら支援を提供した入院や在宅の事例を通して、実践におけるエンドオブライフケアのあり方を考えます。
・島野麻里子:入退院を繰り返す心不全患者の終末期における在宅支援-医療・介護と連携事事例
・小泉明代:医療介護連携におけるケアマネジャーの役割と課題
・山越亜由美:その人らしく過ごすための在宅支援
(座長)小野 若菜子(聖路加国際大学看護学部)
谷山 洋三
東北大学大学院
文学研究科
出島 元寿
日蓮宗妙法寺住職
山本 佳世子
天理大学人文学部
「臨床宗教師」という言葉は、欧米のチャプレンに対応する日本語として考えられました。布教や伝道を目的とするのではなく、高度な倫理に支えられ、相手の価値観を尊重しながら、宗教者としての経験をいかして、苦悩や悲嘆を抱える方々に寄り添います。(東北大学実践宗教学寄付講座HPより)
そうした理念に基づいて「臨床宗教師」の教育に携わってこられた谷山先生、金沢市内で住職として具体的に「心のケア」を実践しておられる出島先生、非宗教者の立場でスピリチュアルケアの実践に携わりつつ、「宗教的ケア」についても研究してこられた山本先生。
「エンドオブライフケアにおける宗教者の役割」について、具体的かつ多角的な視点から語ってくださいます。
・谷山洋三:臨床宗教師の理念と教育
・出島元寿:その人らしさとは
・山本佳代子:スピリチュアルケアにおける宗教者と非宗教者の協働
(座長)内 慶瑞(金城大学人間社会科学部)
角地 孝洋
小松市長寿介護課
舟田 眞美
町立宝達志水病院
藤井 美喜子
かほく市長寿介護課
小松市長寿介護課主幹として在宅医療・介護連携推進事業を展開されている角地孝洋先生、町立宝達志水病院地域医療連携室で在宅療養移行支援に取り組んでおられる舟田眞美先生、かほく市長寿介護課高齢者支援センター担当課参事として市民参加型研修会「かたろう!エンドオブライフ~人生会議」を企画しておられる藤井美喜子先生。行政保健師、病院保健師として、それぞれの自治体の地域住民とともに“住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることが出来るよう”な地域をどのように創造しようとしてておられるのかをお聞きしながら、自分が暮らすエンドオブライフケアの現状を再考する機会にしたい。
・角地孝洋:在宅医療・介護連携推進とエンドオブライフケア
・舟田眞美:この町で暮らし続けたいを実現するために-宝達志水町の取り組み
・藤井美喜子:自分らしい生き方・看取りを考える取り組み
(座長)金谷 雅代(金城大学看護学部)
竹之内 裕文
静岡大学未来社会
デザイン機構・農学部
島田 千穂
佐久大学人間福祉学部
田代 志門
東北大学大学院文学研究科
エンドオブライフケアとは、すべての人に死は訪れるものであり、年齢や病気であるか否かに関わらず人々が、差し迫った死、あるいはいつかは来る死について考え、最期までその人らしい生と死を支えること、ならびに生と死を見送った家族が生きることを支えるケアである。(日本エンドオブライフケア学会「定款」より)
死生学、社会福祉学、生命倫理学分野の3名がそれぞれの専門的立場から研究してきたエンドオブライフケアの社会基盤づくりに関して平明に語り、参加していただいた市民、学会参加者とともに、将来の日本にふさわしいエンドオブライフケアの社会基盤について考える機会を提供します。
・竹之内裕文:対話を通して生と死を学び合う
・島田千穂:高齢者の語りにみるエンドオブライフに対する心理
・田代志門:死とともに生きる文化を育むために
(座長)足立 智孝(亀田医療大学看護学部)
松田 章一
前鈴木大拙記念館館長
竹村 牧男
前東洋大学学長
浅見 洋
石川県西田幾多郎
記念哲学館館長
本シンポジウムでは加賀が育んだ日本を代表する哲学者・西田幾多郎、仏教哲学者・鈴木大拙の生涯、両者の魂の交流を通して、市民と学会参加者に自己の死生とエンドオブライフケアについて主体的に考える機会考える場を提供したい。
松田章一先生は金沢ふるさと偉人館、鈴木大拙館の館長を歴任し、劇作家として優れた業績を残してこられた。2021 年には鈴木大拙、西田幾多郎生誕150 年記念として制作されたオペラ「禅~ZEN~」の台本を担当された。
竹村牧男先生は筑波大学、東洋大学名誉教授。『西田幾多郎と鈴木大拙 その魂の交流に聴く』など鈴木大拙、西田幾多郎関連図書に加えて、仏教学者として多数の著書を上梓され、テレビ、ラジオ講座講師としてもご活躍。現在、鈴木大拙・西田幾多郎記念 金沢大学国際賞の選考委員長でもある。
聞き手は西田幾多郎記念哲学館館長で元鈴木大拙館懇話会座長の浅見洋。
(座長)高橋 在也(千葉大学医学研究科特任助教)
株式会社ネクステージ
〒920-0059 石川県金沢市示野町南45番地
TEL:076-216-7000 FAX: 076-216-7100
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